2021/06/08 12:22

何となくやる気が出ない、なかなか集中できないという経験はありませんか?やることを先延ばすとさらに生産性が下がったり、負のスパイラルに陥ってしまうことも。最近の研究でCBDが集中力やモチベーションを高める可能性があることがわかってきました。今回の記事では、前半にやる気や集中力の正体について、そして後半でCBDがどのように作用するのかをお話しします。




やる気や集中力はどこから来るの?

やる気や集中力は、脳内で分泌される神経伝達物質によってもたらされます。主に、ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンと呼ばれる神経伝達物質(ニューロンと細胞との間で信号を伝達する脳内の化学物質)によって調整されています。一つ一つ見ていきましょう。


【ノルアドレナリン】

ノルアドレナリンは、主にストレスに反応して分泌される脳内物質で、緊張感や危機感をつかさどっています。危機的状況でとっさに行動できるよう身体が最適化され、ストレスに対して怒りや恐怖、不安などの感情の反応を引き起こします。

  • 脳を覚醒させ、パフォーマンスを高める
  • 記憶力が向上する
  • 集中力や判断力を高める
  • 情報処理のスピードを上げる

分泌が不足すると、気力や意欲の低下、物事への関心の低下など抑うつ状態になりやすいとされ、うつ病の原因とも考えられています。逆に、分泌が過剰だと、怒りっぽく、イライラ、キレやすくなり、躁状態を引き起こします。


【ドーパミン】

ドーパミンは、何かを達成した時やうれしいことがあった時に分泌される脳内物質で、快感や意欲をつかさどっています。幸福感や快楽をもたらすだけでなく、意欲や集中力、記憶や学習能力、理解、理性などの機能に関与しています。

  • やる気を引き出す
  • 幸福感が高まり意欲的になる
  • 集中力がアップし効率が良くなる
  • ポジティブ思考になり効率性が高まる

分泌が不足すると、物事への関心が薄れ、運動機能、学習機能、性機能が低下する可能性があります。逆に分泌が過剰だと、統合失調症や過食症、その他アルコール依存症やギャンブル依存症など様々な依存症を引き起こす可能性があります。


【セロトニン】

そこで、知っておきたいのがセロトニンの存在です。セロトニンはノルアドレナリンやドーパミンの分泌過剰または不足を防ぐためにバランスをとり、安定させる役割を果たしています。
セロトニンもまた、脳から分泌される物質で、抗不安効果をもたらします。精神の安定や安心感や平常心、頭の回転をよくして直観力を上げるなど、脳を活発に働かせる鍵となります。 特に、ストレスに対して効能があり、精神安定剤とよく似た分子構造をしています。セロトニンが不足すると慢性的ストレスや疲労、向上心や意欲の低下、協調性の欠如、不眠などの症状が見られます。




CBDはどのように作用するの?

【セロトニンとCBD】

体私たちの体内には受容体(レセプター)と呼ばれる器官があり、体外からの伝達物質や、刺激を受け取る役目を果たしています。CBDは受容体の一つであるセロトニン受容体(5-HT1A)に親和性を示し、より多くのセロトニンを脳内に増やせると考えられています。抗不安効果をもたらすだけでなく、前述のノルアドレナリンとドーパミンを調整する役割を担っています。


【ドーパミンとCBD】

CBDはドーパミン受容体に直接作用しません。代わりに、アデノシン受容体を活性化させることで、ドーパミンの分泌に間接的な影響を及ぼします。アデノシン受容体はドーパミンの放出を減少調整し分泌過剰な状態を防ぎます。



CBDと脳との関係は複雑であり、多くの研究者が更なる調査を進めています。が、1つ確かなことがあります。CBDは脳内のいくつかの異なる受容体と相互作用します。これは、CBDが持つ多くの可能性を示す証拠であると信じられています。

何となくやる気が出ない、なかなか集中できないという時に、CBDを使ってみてはいかがでしょうか?

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参照