2021/07/14 13:17

睡眠不足は個人の健康やパフォーマンスに悪影響を及ぼします。

睡眠不足が続くと交感神経が優位になり、自律神経のバランスが乱れ、疲労感や倦怠感、集中力の欠如、イライラや頭痛などを引き起こしたり、血圧の上昇や体重増加の原因にもなります。


厚生労働省の調査で、日本人の5人に1人が『睡眠で休養が取れていない』、『何らかの不眠がある』ことが明らかになりました。

実際に、日本人の平均睡眠時間(7時間22分)はOECD加盟国27カ国中でワースト1位であり、さらに睡眠時間6時間未満の人が約40%にものぼります。


今、睡眠の質の向上や改善のためにCBDオイルを使う人が増えています。そして、多くの研究によりCBDが睡眠に好影響をもたらすことが裏付けられてきました。

そこで今回は、まず睡眠不足の原因を、そしてCBDがどのように睡眠を改善するのか見ていきましょう。

 



睡眠不足の原因



全米で最も優れた病院のひとつであるメイヨークリニックによると、以下のような原因が不眠症を発生するとしています。

・不安神経症、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、うつ病などのメンタルヘルス障害

・慢性的な痛み

・睡眠と覚醒のサイクルを妨げる可能性のある薬

・カフェイン摂取(特に就寝前)

・騒音や不快な就寝環境


CBDの研究はまだ始まったばかりですが、いくつかの研究は、CBDが不安、痛み、睡眠サイクルを改善できることを示唆しています。

2019年、CBDによる睡眠改善や不安軽減に関する研究が行われました。この研究には72人の被験者が参加し毎日25mgのCBDカプセルが与えられました。結果、被験者の79.2%に不安レベルの低下が見られ、66.7%がより良い睡眠をえられたと回答しました。

痛みは睡眠障害を引き起こす可能性の一つであり、CBDによって緩和できます。 2018年に発表された研究では、CBDが痛みを和らげるという主張を裏付けるかなりの量の証拠があげられ、CBDは慢性的な痛みを軽減することにより、睡眠を改善できると述べています。

2014年に行われたパーキンソン病患者を対象とした研究によると、CBDは睡眠サイクルに影響を及ぼし、レム睡眠行動障害(RBD)の症状を改善することがわかりました。 RBDは睡眠不足と悪夢に関連する障害です。また、2017年の論文では、CBDがRBDの治療に役立つ可能性があり、日中の過度の眠気を治療する可能性があることも指摘されています。




CBDはどのように睡眠を改善するのか?



私たちの体にもともと備わっている機能 ”エンドカンナビノイドシステム(ECS)”は体内環境の恒常性(ホメオスタシス)を一定に保つという役割を担っています。

例えば。。。

・暑い夏の日に体温が上昇すると、私たちの体は汗をかくことで体温を下げようとします。

・体のエネルギーが足りなくなった時、空腹感を感じます。

・疲れたら眠って体力を回復しようとします。

このように私たちの体の中では自然にエンドカンナビノイドシステム(ECS)が作動して、体を理想的な状態に保とうとします。

そしてこのエンドカンナビノイドシステム(ECS)は、睡眠そのものだけでなく、睡眠の質に影響を及ぼす慢性の痛みや炎症、ストレスや気分にも深く影響しています。


このエンドカンナビノイドシステム(ECS)は、エンドカンナビノイドという、人体で自然に生成される分子によって機能します。 

ところが、日常生活における過度のストレスや、年齢を重ねる事で、エンドカンナビノイドが欠乏し、恒常性が正常に維持できなくり心身のバランスを崩してしまうことがあります。


【ここでCBDの登場です!】

CBDは、人体が生成するエンドカンナビノイドによく似たカンナビノイドです。

欠乏したエンドカンナビノイドの代わりに、CBDは体内のエンドカンナビノイドシステム(ECS)に作用し、恒常性の維持をサポートします。

いくつかの研究によりCBDには、痛みを和らげる抗炎症効果があり、さらに不安やうつ病を軽減する結果が示されています。

痛みやストレスは不眠の主な原因です。

CBDはこれらの症状を緩和することで睡眠の導入を改善するだけでなく、質の良い睡眠を継続させます。



まとめ

質の良い睡眠を取ることは体力や免疫力の回復だけでなく、人間関係や仕事による精神的なストレスを解消する上でもとても大切です。

健康的で生産性が高く創造的な毎日のために、天然物質であるCBDオイルを、自然療法として取り入れてみませんか?