2021/07/27 12:02
CBD製品にはオイルやカプセルに加えて、グミ、チョコレート、CBD入りのコーヒーなど様々な種類があります。
そして今、話題のCBDがスキンケア製品にも配合され、美容液やフェイスマスク、リップスティック、ハンドクリーム、ボディオイルまで、多くのアイテムが市場に登場しています。
CBDスキンケア製品に興味がある方、使用を検討されている方のために基本情報をお届けします。
CBDがなぜ肌に良いのか、どのようにCBD製品を選べば良いのかをみていきましょう。
まず第一に、CBDとは何ですか?
私たちの体には、エンドカンナビノイドシステムと呼ばれる身体調節機能があります。これは、免疫調整・感情制御・運動機能・睡眠・食欲・発達と老化・認知と記憶など、さまざまな身体機能やプロセスの調節において大切な役割を果たしています。が、このシステムは加齢や慢性疾患ともに低下します。CBDは、このエンドカンナビノイドシステムに作用し私たちの健康をサポートをします。
CBDの有効性に関するエビデンスは多く、WHOのレポート(2017)では、CBDがいくつかの病状の改善に効果をもたらす可能性があると報告されています。実際に、CBDが炎症・吐き気・痛み・不安・不眠症・心的外傷後ストレス障害などの症状を改善する可能性やCBDの抗炎症、抗酸化、抗糖化の作用に関する調査、研究結果が発表されています。
なぜCBDが肌に良いのですか?
- ニキビを軽減する:CBDの抗炎症作用が、炎症性にきびにや吹き出物よる発赤、痛み、腫れを軽減します。
- 皮脂の過剰生成を抑制する:CBDはホルモンに働きかけ、過剰な皮脂の生成を減らします。
- 赤ら顔、ほてりを改善する:炎症を軽減する作用があるため、赤みやほてりを穏やかにします。
- 活性酸素によるダメージを中和する:CBDの抗酸化作用がフリーラジカルによるダメージを中和し、肌の衰えを防ぎます。
- 湿疹を緩和する:乾癬や皮膚炎などの慢性的な皮膚状態に加えて、湿疹によって引き起こされる炎症を緩和します。
- 皮膚の水分を保持する:CBDには、脱水症状や乾燥を和らげる保湿特性があります。
適切なCBDスキンケア製品を選択する方法は?
- 信頼できるブランド商品を購入する:CBDの市場では、ブランドを知ることが重要です。多くの企業は透明性を保ち、消費者に必要な情報を提供しています。
- 分析証明書(COA)を確認する:第三者機関によるラボテストが開示されている製品を常に選択するのが最善です。THCが含まれていないのを確認するだけでなく、パッケージやウェブサイト上で表示されているCBD量がCOAに記載されている内容と一致しているかチェックできます。
- CBDオイルとヘンプシードオイルは違います:CBDオイルとヘンプシードオイルは等しくありません。ヘンプシードオイルそのものはオメガ3が豊富で、栄養価が高く素晴らしいオイルです。しかし、CBDはヘンプシードオイルに存在しません。
私たちの品質基準と審査プロセス
IORI BOTANICALSは、高品質で有効性があり、そして信頼できるアイテムを厳選してお届けしています。徹底的な審査プロセスを実施し、ブランドパートナーの製品が私たちのクオリティに準拠していることを確認しています。
- 動物実験を行なっていないこと
- 成分は可能な限りオーガニックであること
- 全ての製品にTHCが含まれていないこと
- CoA(分析証明書)による確認
- 第三機関によるテスト結果による確認
- 全成分および全原材料を開示
参考
- A therapeutic effect of cbd-enriched ointment in inflammatory skin diseases and cutaneous scars (炎症性皮膚疾患および皮膚瘢痕におけるcbd強化軟膏の治療効果)
- Cannabidiol exerts sebostatic and antiinflammatory effects on human sebocytes (カンナビジオールは、ヒトの脂腺細胞に対して静菌作用と抗炎症作用を発揮する)
- Antioxidative and Anti-Inflammatory Properties of Cannabidiol (カンナビジオールの抗酸化および抗炎症特性)
- Evolution of the adaptogenic concept from traditional use to medical systems: Pharmacology of stress- and aging-related diseases (従来の使用から医療システムへのアダプトゲン概念の進化:ストレスおよび老化関連疾患の薬理学)